この記事を読むとわかること
- ワクチンの種類(狂犬病・混合ワクチン)と接種スケジュール
- 健康診断を受けるべき頻度(年齢別)
- 健康診断でチェックされる項目
- 動物病院でかかる費用の目安
- ペット保険は必要?どう考えればいい?
- かかりつけ医の選び方
愛犬は言葉で「どこが痛い」「なんとなく体がだるい」を伝えることができません。だからこそ、飼い主さんが定期的に体の状態をチェックしてあげることがとても大切です。
「ワクチンって何種類あるの?」「健康診断はいつ行けばいい?」そんな疑問をまるっと解決します。

費用の目安
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 狂犬病ワクチン | 3,500〜4,000円 |
| 混合ワクチン(5種) | 5,000〜8,000円 |
| 基本的な健康診断 | 3,000〜8,000円 |
| 血液検査込みの健康診断 | 8,000〜20,000円 |
病院によって料金は異なります。「健康診断セットプラン」を用意している病院もあるので、かかりつけ医に聞いてみましょう。

病院のにおいはちょっと苦手だけど、先生がやさしいから我慢できるよ。ごほうびもらえるし、だわん(笑)
まず知っておきたい!2種類のワクチン
犬に必要なワクチンは大きく2種類あります。
狂犬病ワクチン(法律で義務!)
狂犬病ワクチンは**法律(狂犬病予防法)で接種が義務付けられています。**毎年1回、必ず接種しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接種頻度 | 年1回 |
| 接種時期 | 生後91日以降・毎年4〜6月ごろ |
| 費用目安 | 3,500〜4,000円前後 |
| 登録 | 市区町村への犬の登録も必要(生後91日以降) |
接種後は鑑札と注射済票が交付されます。お散歩中はこれを首輪につけておくのがルールです。
混合ワクチン(感染症から守る)
混合ワクチンは、複数の感染症をまとめて予防するワクチンです。法律上の義務ではありませんが、愛犬の健康を守るためにぜひ受けておきたいワクチンです。
**よく使われるのは5種・8種混合ワクチン。**かかりつけの先生と相談して選びましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 子犬期 | 3〜4週間おきに2〜3回(初回接種) |
| 成犬以降 | 年1回 |
| 費用目安 | 5,000〜10,000円程度 |

ワクチンって注射だから怖いイメージあるけど、一瞬で終わるよ。愛犬を守るために大切な習慣だから、毎年忘れずにね~!
【妻監修】ワクチンの後は「30分」の様子見を
ワクチン接種のあとは、30分ほど病院で様子を見るのがおすすめ、と妻。重い反応ほど、接種後すぐに出ることが多いからです。
落ち着いてから帰宅後に見ておきたいサインは——
- 顔が腫れる(ムーンフェイス)
- 元気がなくなる
- ごはんを食べない
もしこうした反応が出た場合は、翌年からどうするかを先生と相談します。ワクチンを打つか打たないか、打たないなら抗体価検査をするか、アレルギーを抑える処置をしてから打つか、など方法があります。
ただし、狂犬病ワクチンは法律で接種が義務づけられています。以前に反応が出た子も、自己判断せず必ず先生に相談しましょう。

打ったあとの様子を見ること、覚えておくね~。
健康診断はいつ受ければいい?年齢別の目安
健康診断は「病気になってから行く場所」じゃなくて、**「元気なうちに体の基準値を知っておく場所」**です。早めに受け始めることで、小さな変化に気づきやすくなります。
| 年齢 | 推奨頻度 |
|---|---|
| 子犬期 | ワクチン接種のたびに体調チェック |
| 成犬期(1〜6歳) | 年1回 |
| シニア犬(7歳以上) | 半年に1回 |
シニアになると病気のリスクが上がるため、半年に1回が理想です。「元気そうだから大丈夫」と思っていても、血液検査で早期発見できることも多いんです。
【実体験】はるの高脂血症は、健康診断で見つかった
わが家のシェルティーのはるは、**8歳のときの健康診断で、中性脂肪が高い(高脂血症)**ことがわかりました(シェルティーに多いそうです)。定期的に診てもらっていたから気づけたこと。すぐに療法食に切り替えて対応できました。

ちゃんと診てもらってたから、早めに手を打てたんだわん。
「うちの子は元気だから大丈夫」と思っていても、数値で初めてわかることがあります。健診は、元気なうちにこそ受けておきたいですね。
健康診断でチェックされる主な項目
| 検査項目 | わかること |
|---|---|
| 聴診・触診 | 心臓の音・お腹の張り・リンパ節の状態など |
| 血液検査 | 肝臓・腎臓・血糖値・貧血など内臓の状態 |
| 尿検査 | 腎臓や膀胱の状態 |
| 便検査 | 寄生虫・消化器の状態 |
| 体重測定 | 肥満・痩せすぎのチェック |
血液検査は特に重要で、見た目では分からない内臓の異常を数値で把握できます。若いうちから受けておくと「この子の正常値」がわかるので、変化に気づきやすくなりますよ。
【妻監修】健康診断の「数値」が、なぜ大事なの?
健康診断は「異常がないか確認するもの」と思われがちですが、動物看護師の妻いわく、本当に大切なのは**「その子のふだんの数値(基準)を知っておけること」**だそうです。
元気なときの数値がわかっていれば、次に調べたとき「いつもと違う」にすぐ気づけます。変化に早く気づければ、それだけ早く対策が打てる——これが健診のいちばんの価値なんですね。

“いつものぼく”を知っておくと、変化に気づきやすいんだね~。
【実体験】でも、健診で「わかりにくい病気」もある
正直なことも書いておきます。健康診断は万能ではありません。
実は、はるはその後べつの病気(骨肉腫=骨のがん)も経験しました。これは血液検査などではとても見つけにくく、いろいろ調べて、ようやくわかったものでした。
妻によると——臓器にできるがんは、その臓器の数値に出たり、症状(たとえば鼻が腫れるなど)で気づけることがあります。でも、腸や骨にできるものは血液検査に出にくく、早期発見が難しいこともあるそうです。
健診で数値を見ることと、毎日の暮らしのなかで「いつもと違う様子」に気づくこと。その両方が、その子を守る力になります。気になることがあれば、早めに動物病院へ。
かかりつけ医は早めに見つけておこう
ワクチンや健康診断のためにも、元気なうちからかかりつけの動物病院を決めておくことが大切です。いざというとき「どこに行けばいいか分からない」では困りますよね。
かかりつけ医を選ぶポイントや、夜間救急が必要なときの対応も、あわせて読んでおくと安心です。
👉 詳しくはこちら:動物病院の選び方|犬・猫の飼い主が知っておきたいポイント
👉 緊急時の対応:夜間救急動物病院|どんな時に行けばいいのか・行き方・費用まで
ペット保険は必要?
ペット保険は「絶対に入らなきゃ」というものではありませんが、検討する価値はあります。
こんな方は特に検討してみて:
- 貯金にあまり余裕がない
- 病気になりやすいと言われる犬種を飼っている(フレンチブルドッグ・柴犬など)
- 万が一のときに後悔したくない
注意点:
- 保険料は若いうちに入るほど安い
- 持病があると加入できない場合がある
- 補償内容・免責事項をよく確認して選ぶ
まとめ
- 狂犬病ワクチンは法律で義務。年1回必ず受けよう
- 混合ワクチンで感染症から愛犬を守ろう
- 健康診断は成犬で年1回、シニアは半年に1回が目安
- 元気なうちからかかりつけ医を見つけておくと安心
- ペット保険は生活スタイルに合わせて検討を

毎年のワクチンと健康診断、面倒に思うこともあるけど、これが長生きの秘訣だよ。愛犬のために続けてあげてね~。
👉 日々の健康チェックについてはこちら:犬の健康管理の基本|毎日できるチェックと年1回の習慣


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