📌 この記事を読むとわかること
- 猫にブラッシングが必要な理由と期待できる効果
- ラバーブラシ・コーム・スリッカーの違いと最初の1本の選び方
- 嫌がる猫への慣らし方と短時間で続けるコツ
- ブラッシングと組み合わせたい抜け毛・毛玉ケアグッズ

ブラッシング……最初はちょっとこわかったな。でも、ゆっくり慣らしてもらったら、今では気持ちよくてウトウトしちゃうんだにゃん。
猫にブラッシングは必要?
「うちの猫は短毛だから大丈夫かな」「自分でグルーミングするし、特にしなくても平気?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも実は、ブラッシングは見た目を整えるだけでなく、猫の健康を守る大切なケアのひとつです。
猫はグルーミングが上手ですが、毛を飲み込みすぎることで**毛球症(もうきゅうしょう)**を引き起こすことがあります。定期的なブラッシングで抜け毛を取り除いてあげると、飲み込む量を減らすことができます。
そしてもうひとつ大切な理由が、ブラッシング中の健康チェック。
体を触ることで、皮膚の状態・しこり・傷・寄生虫などに早めに気づけます。「ブラッシング=おうちでできる健康診断」という気持ちで続けると、愛猫の変化を見逃しにくくなりますよ。
ブラッシングで期待できること
| 効果 | 内容 |
|---|---|
| 抜け毛の軽減 | 換毛期の抜け毛をまとめてキャッチできる |
| 毛球症の予防 | グルーミングで飲み込む毛の量を減らせる |
| 皮膚の血行促進 | マッサージ効果で体の調子を整える |
| 健康チェック | 皮膚・被毛の状態、しこり、寄生虫などを確認できる |
| コミュニケーション | 飼い主との信頼関係を深める時間になる |
毎日少しの時間でも、続けることで猫との絆がぐっと深まります。

まずそろえたい基本のブラシ3種
ブラシにはたくさんの種類があって最初は迷いますよね。まずはこの3種類を知っておけばOKです。
ラバーブラシ
嫌がりにくい・短毛猫のメインブラシとして大活躍
ゴム素材でできていて、なでるようにブラッシングできます。金属やピン素材のブラシに比べて皮膚への刺激が少なく、猫が比較的受け入れやすいのが特徴。初めてブラッシングを取り入れるご家庭には、まずこれ1本から始めるのがおすすめです。
- 短毛猫にとくに向いている
- マッサージ感覚で使えて、猫が慣れやすい
- 抜け毛をしっかりキャッチできる
コーム(くし)
仕上げともつれチェックに欠かせない1本
目の細かいコームは、ブラッシングの仕上げやもつれ・毛玉の早期発見に役立ちます。長毛猫にはとくに重要で、ラバーブラシの後にコームで通すことで、見えにくい毛玉を見つけられます。
- もつれ・毛玉の早期発見に
- 長毛猫の仕上げブラッシングに
- 皮膚に近い部分の確認もしやすい
スリッカーブラシ
換毛期・もつれた部分の集中ケアに
細かいピン状のブラシで、抜け毛をしっかりかき出せます。長毛猫の換毛期や、毛玉ができやすい部分のほぐしに向いています。
ただし、力を入れすぎると皮膚を傷つけることがあります。やさしく、毛の流れに沿って使うのがポイントです。
- 長毛猫の換毛期に特に活躍
- 抜け毛をしっかり取れる
- 使い方に少しコツがいる(力加減に注意)

「3種類全部買わないといけないの?」って思う必要はないよ。まず1本だけ用意して、猫の様子を見ながらゆっくり増やしていけばOKだにゃ!
迷ったら最初の1本はコレ
| 猫の毛の長さ | おすすめの最初の1本 |
|---|---|
| 短毛猫 | ラバーブラシ |
| 長毛猫 | コーム |
| 換毛期が激しい・抜け毛が多い | スリッカーブラシ |
迷ったらラバーブラシ1本から始めましょう。
猫が慣れてきたら少しずつ買い足して、愛猫の毛質や性格に合ったケアを探していくのが自然なペースです。
ブラッシングを始める前の準備
いきなりブラシを持って近づくのはNG。まず猫をリラックスさせることが大切です。
準備のポイント4つ:
① 猫が落ち着いている時間を選ぶ
食後のウトウトしている時間帯、遊び疲れた後などがおすすめ。活発に動き回っているときは避けましょう。
② ブラシを猫に嗅がせる
まずブラシを床に置いて、自分から確認させましょう。「こわいものじゃないよ」と猫が判断してから使い始めるのがコツ。
③ 最初は触れるだけでOK
背中など猫が触られ慣れている場所に、そっとブラシを当てるだけでOK。最初から何度もブラッシングしようとしなくて大丈夫です。
④ ご褒美を用意する
ブラッシング後にちょっとしたおやつを出すと、「ブラッシング=良いこと」として少しずつ覚えていきます。
やさしく始めるコツ
基本の手順:
- 背中の中央から始め、毛の流れに沿ってやさしく動かす
- 首まわり・脇腹と少しずつ範囲を広げる
- おなか・足・しっぽは慣れてから(最初は無理しない)
- 長毛猫はコームで仕上げ
嫌がる子には:
- 嫌がったらすぐやめる(無理は禁物)
- 1回30秒〜1分程度から始めて、少しずつ延ばす
- 「えらいねえ」「気持ちいいね」と声をかけながらやると猫も落ち着きやすい

おなかはちょっと敏感だから、そこだけは最後に慣れてからにしてね。焦らずゆっくり——それが一番だにゃん。
抜け毛対策はブラッシングだけじゃない
換毛期になると、ブラッシングをしていても部屋に毛が飛び散る……という経験をする方も多いはず。
ブラッシングと合わせて、こんなグッズも活用するとお部屋のケアがずっとラクになります。
毛玉ケアフード・おやつ
「毛玉ケア」配合のフードやおやつは、飲み込んだ毛を便と一緒に排出しやすくしてくれます。ブラッシングとセットで取り入れると、毛球症の予防効果がより高まります。
抜け毛取りクリーナー
ソファや布団に絡みついた猫の毛は、普通のコロコロより専用の抜け毛取りクリーナーのほうが効率よく取れることも。換毛期はとくに重宝します。
こんなときは無理しない
ブラッシングは毎日できればベストですが、猫の様子を最優先に。
こんなサインが出たらすぐ中断してください:
- 体を激しく揺らして逃げようとする
- 低く唸る・シャーと声を出す
- 耳をぺたんと後ろに倒している
- しっぽをパタパタと速く振っている
「今日は嫌なんだな」と判断して、翌日に持ち越すのが正解です。無理をすると「ブラッシング=嫌なもの」と覚えてしまい、後々もっと難しくなってしまいます。
また、皮膚が赤い・傷がある部分や、すでに毛玉がひどくなっている部分は無理にブラシを通さないこと。毛玉がひどい場合は、動物病院やトリミングサロンへ相談するのがおすすめです。
まとめ
猫のブラッシングで大切なのは、「毎日完璧にやる」より「猫が嫌いにならないように続ける」ことです。
✅ 最初の1本はラバーブラシ(短毛猫)またはコーム(長毛猫)から
✅ 猫が落ち着いている時間に、短時間で始める
✅ 嫌がったらすぐやめて、翌日に持ち越す
✅ 毛玉ケアフードや抜け毛取りグッズも上手に活用する
猫の毛の長さや性格によって、最適なブラシや方法は違います。「まず1本、ゆっくりから」を合言葉に、愛猫に合ったブラッシングを見つけていきましょう!

ブラッシング、最初は嫌だったけど……今ではこれがぼくの大事なリラックスタイム♪ 焦らずゆっくり慣らしてもらってよかったにゃん。
短毛猫のブラッシングについてもっと詳しく知りたい方はこちら👇
→【短毛猫のブラッシング|初心者でもわかる道具の選び方とやさしいケア】
長毛猫のブラッシングについてもっと詳しく知りたい方はこちら👇
→【長毛猫のブラッシング|毛玉を防ぐための道具選びとやさしいお手入れ】
猫のブラッシングのまとめ。総集編はこちら👇
→【猫のブラッシング総集編|短毛・長毛で違う道具選びと抜け毛対策の考え方】
関連記事


コメント