【犬のしつけ基本】すわれ・まて・おいでの教え方|コツと続けるポイント

わん

この記事を読むとわかること

  • 「すわれ」の具体的な教え方ステップ
  • 「まて」を少しずつ伸ばしていくコツ
  • 「おいで」を確実に来てくれるようにする方法
  • 褒めるタイミングと効果的な褒め方
  • しつけが続かないときの対処法
  • よくある疑問(成犬からでも間に合う?など)

「すわれって言っても全然座ってくれない」「まてが全然できない…」

しつけを始めたばかりのころは、こんなことの連続ですよね。でも安心してください。最初からうまくできる犬なんていません。しつけは「できなくて当たり前」から始まります。

この記事では、犬のしつけの基本コマンド「すわれ・まて・おいで」の具体的な教え方を、初めての方でも実践できるようにステップ別で解説します。


しつけを始める前に知っておきたいこと

道具を準備しよう

しつけに使うのは主に2つ。

① 小粒のトレーニングおやつ
すぐ食べられる小さなもので、においが強めのものが◎。練習中にたくさん使うので、低カロリーのものを選びましょう。

👉 おやつ選びの詳しいポイントはこちら:犬のおやつおすすめ完全ガイド

② クリッカー(あると便利)
「今のその行動が正解!」を音で瞬時に伝えられる道具。タイミングよく褒めるのが難しいと感じたら使ってみて。

練習は「1回5分・1日2〜3回」

長くやりすぎると犬も人も疲れます。短く楽しく終わらせるのが継続のコツ。「もっとやりたい!」くらいで切り上げると、次の練習も積極的に来てくれます。


おやつが出てくると、しつけの時間ってわかって自然とやる気になるんだよね!ままやぱぱと一緒だから楽しいし~。


「すわれ」の教え方

ステップ1:おやつを鼻先に近づける

犬の鼻先におやつを持っていき、ゆっくり頭の上に向かって動かします。鼻でおやつを追いかけると、自然にお尻が下がってきます。

ステップ2:お尻が地面についたら「すわれ」と言う

座った瞬間に「すわれ」と声をかけ、すぐにおやつをあげて思いっきり褒めましょう。

ステップ3:繰り返す

最初は偶然座れればOK。繰り返すうちに「すわれ=座ればいいことがある」と覚えていきます。

NG:

  • 無理にお尻を押して座らせる(嫌がることを覚えてしまう)
  • 座る前に「すわれ」と言い続ける(言葉の意味が伝わらない)

「まて」の教え方

「まて」は安全を守るために特に大切なコマンドです。道路への飛び出し防止、食事前の落ち着き、来客時など、日常のさまざまな場面で役立ちます。

ステップ1:「すわれ」をさせてから始める

まず「すわれ」で座らせます。「まて」は座った状態から教えるのが基本。

ステップ2:手のひらを前に出して「まて」と言う

手のひらをパーにして犬の目の前に出しながら「まて」と言います。最初は2〜3秒待てればOK。

ステップ3:待てたら「よし!」で解除して褒める

待てたらすぐに「よし!」と言ってほめ、おやつをあげましょう。「よし」が「まての解除サイン」として定着します。

ステップ4:少しずつ時間を延ばす

2〜3秒→5秒→10秒→30秒…と少しずつ伸ばしていきましょう。焦らず段階を踏むのが成功の近道。

NG:

  • 「まて」中に犬が動いてしまったのに褒める
  • いきなり長い時間を要求する

『まて』って最初は難しかったけど、『よし!』のあとにおやつをもらえるってわかってから、ちゃんと待てるようになったよ。解除の合図を決めるのが大事なんだわん。



「おいで」の教え方

「おいで」は呼び戻しのコマンドです。緊急時に愛犬を呼び戻せるかどうかは、命に関わることもあります。しっかり覚えさせておきたい重要なコマンドです。

ステップ1:「おいで」を呼ぶ

少し距離をとって、明るく楽しそうな声で「○○、おいで!」と呼びます。

ステップ2:来てくれたら大げさに褒める

来てくれた瞬間、「すごい!天才!」というくらい大げさに褒めておやつをあげましょう。「おいで=来ると最高にいいことがある」を徹底して覚えさせます。

ステップ3:慣れてきたら距離を伸ばす

最初は1〜2m、慣れてきたら5m、10m…と少しずつ距離を伸ばしていきましょう。ロングリードを使うと広い場所での練習がしやすいです。

絶対NG:

  • 来てくれたのに叱る(「おいで=怒られる」と覚えてしまう)
  • 「おいで」で来たあとにシャンプーや爪切りなど嫌なことをする

「おいで」は常に楽しい結末で終わらせることが鉄則です。


名前を呼ばれたら絶対行くよ!だっていいことしかないんだもん。逆に怖いことがあったときは…正直ためらっちゃう~(笑)


効果的な褒め方のコツ

タイミングは「できた直後の1〜2秒以内」

犬は時間が経つと何を褒められたかわからなくなります。できた瞬間に褒めることが最重要。

声のトーンを変える

「いい子!」「すごい!」と明るく高めのトーンで褒めると伝わりやすいです。棒読みでは伝わりません(笑)。

褒め方を組み合わせる

おやつ+声かけ+なでる、を組み合わせると効果的。慣れてきたらおやつの頻度を少しずつ減らして、声かけだけでも喜ぶように移行していきましょう。


しつけが続かないときの対処法

疲れた日は練習しない
無理してやっても双方ストレスになるだけ。「今日は一緒に遊ぶだけ」でも十分です。

できないコマンドは難易度を下げる
うまくいかないときは一つ前のステップに戻ってみて。焦って先に進もうとするより、できることを積み重ねる方が結果的に早く上達します。

家族全員でルールを統一する
「パパはOK・ママはNG」は犬を混乱させます。コマンドの言葉・褒め方・NGラインを家族で統一しましょう。

👉 しつけの基本的な考え方はこちら:犬のしつけ入門|なぜしつけが必要?種類と心構えをやさしく解説


よくある質問

Q. 成犬になってからでも教えられる?
A. もちろんできます!子犬の方が覚えが早い傾向はありますが、成犬でも根気よく続ければ必ず伝わります。

Q. 叱った方が早く覚えない?
A. 逆効果です。叱ることで恐怖心が生まれ、かえって問題行動が増えることも。褒めて伸ばす方が長期的に見て確実です。

Q. 何ヶ月くらいで覚える?
A. 犬によって全然違います。1週間で覚える子もいれば、数ヶ月かかる子も。「この子のペース」を信じて続けることが一番大事です。

Q. 「おいで」の練習はどこでやればいい?
A. 最初は家の中から。慣れてきたら広い公園やドッグランで練習するのもおすすめです。

👉 ドッグランでの呼び戻し練習はこちら:ドッグランデビュー|初めて利用する前に知っておきたいこと


まとめ

  • 「すわれ」はおやつで鼻先を誘導して、座った瞬間に褒める
  • 「まて」は短い時間から始めて少しずつ延ばす。解除サインを必ず決める
  • 「おいで」は来てくれたら大げさに褒める。呼んで叱るのは絶対NG
  • 褒めるタイミングは「できた直後の1〜2秒」が鉄則
  • 1回5分・1日2〜3回の短い練習を毎日続けることが一番の近道

しつけって難しいイメージあるけど、要は愛犬との根気強い対話だよ。できた日もできない日も、一緒に過ごした時間が全部絆になっていくからね

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