犬の爪切りのやり方|「最初に嫌な思いをさせない」が一番のコツ【実体験】

わん

「犬の爪切りが怖い」「どこまで切ればいいかわからない」——そう感じている方は、本当に多いです。実はわが家の妻(動物看護師・トリマー)も、しょっちゅう相談を受けるそうです。

この記事では、妻のプロ目線と、わが家のシェルティー・プードルとの実体験をまじえて、初心者の方が少しずつ・安心して爪切りを始められるコツをお伝えします。脅かさず、やさしくいきましょう。

この記事を読むとわかること

  • 爪切りでみんながつまずく「あるある」
  • 最初に大切にしたい心構え
  • 飼い主側の練習方法
  • 血管(クイック)の見分け方と切る順番
  • もし血が出たときの対処
  • 爪切りの道具の選び方
  • 暴れる子への向き合い方と、普段の信頼関係の大切さ

犬の爪切り、なぜみんな苦手なの?

犬の爪切りは、動物病院でもよく相談される”あるある”です。とくに多いのが、「切るのが怖くてケガさせたらどうしよう」「どこまで切ればいいかわからない」「どの爪切りを選べばいいかわからない」の3つです。

はる
はる

みんな同じところでつまずくんだわんね。

く~
く~

うん、だから苦手なのは普通のことだよ~。

最初から上手にできる人のほうが少ないので、まずは「自分だけじゃない」と知るだけでも気持ちが軽くなります。爪切りは、慣れるまで時間がかかることが多いものです。

【妻監修】一番大事なのは「最初に嫌な思いをさせない」

妻いわく、いちばん大切なのは最初の爪切りで嫌な思いをさせないことです。また、一回で全部済ませようとしなくて大丈夫。1本だけ、なんなら1本の先っちょを少し切るだけで終わりにしてもいいそうです。

全部やらなきゃって思いがちだわんよね。

でも、そこで無理すると次が難しくなることもあるんだよね~。

少し厳しいかもしれませんが、「普段それほどケアしていないのに、爪切りだけ一気にやろうとするのが一番よくない」というのが妻の考えです。日頃から軽いケアでもいいので習慣化して、まずは”爪切りは怖くない”と思ってもらうことが、何よりのスタートになります。

飼い主も爪切りの練習をしよう

犬に触る前に、人側も練習しておくと安心です。たとえば割り箸を切ってみるだけでも、刃を入れる感覚や力加減のイメージがつかみやすくなります。

人が慣れてないと、犬もびっくりしやすそうだわん。

そう。下手だと犬にとってもいいことがないからね~。

妻は、飼い主が少し練習してから向き合うだけでも、やりやすさが変わると言います。いきなり本番にしないことが、結果的に犬の安心につながります。

どこまで切る?血管(クイック)の見分け方と切る順番

爪の真ん中には血管と神経があるので、鉛筆を削るように真ん中を残して、周りから少しずつ切るイメージがわかりやすいです。白っぽい爪なら血管が見えやすいことがありますが、黒い爪は先端から少しずつ進め、切り口が湿っぽくなってきたら血管が近いサインです。

一気に切らないのが大事なんだわんね。

うん、最初は安全な位置で切って、あとは1mmずつ進める感じ~。

切ったら、角を整えるように少し周りを仕上げると、ひっかかりが減って扱いやすくなります。迷ったら、短く切るより”少し残す”ほうが安心です。

もし血が出ても落ち着いて大丈夫

もし少し血が出ても、すぐに慌てなくて大丈夫です。多少の出血なら、5〜10分しっかり押さえることで止まることが多いです。

血が出ると頭が真っ白になりそうだわん。

でも、落ち着いて押さえれば大丈夫なことが多いよ~。

市販の止血剤(クイックストップなど)があると、いざという時に安心です。やっているうちに感覚がわかるようになるので、最初から完璧を目指さなくて大丈夫。小さな経験の積み重ねが、次の安心につながります。

爪切りの道具の選び方

妻のいちおしは、ギロチン型の「ZAN」です。東大阪の工具職人が手作業で作っていて、高級特殊炭素鋼で切れ味の調整もでき、プロのトリマーからの評価も高いそうです。中小型犬用と大型犬用があるので、体格に合わせて選びやすいのもいいところです。

道具の質って大事なんだわんね。

うん、切れ味が悪いとそれだけで犬が嫌になりやすいからね~。

どうしても刃が苦手な人は、やすりで毎日〜2日に1回ちょこちょこ削る方法や、電動やすりもあります。ニッパー型は人気ですが、妻的には大型犬や巻き爪向きで、普段使いには少し扱いづらいことがあるそうです。

暴れる子への対処と、普段からの信頼関係【実体験】

暴れる子と平気な子の違いは、普段から爪切りに慣れているかどうかが大きいです。最初から暴れる子ほど、少しずつ慣らしていくのが近道。昭和的に無理やりやるのが一番ダメ、というのが妻の考えです。

力で押さえつけると、余計にイヤになりそうだわん。

そう。普段から切らせてもらえる信頼関係づくりが土台なんだよね~。

わが家のシェルティーのはる・プードルのく~は、いつもは妻が切っていて、とてもおとなしくしています(妻はさすがです)。わたし自身も、できる限り時間を合わせて切り方を教わってます。爪切りは”作業”というより、その子との信頼を確かめる時間なのかもしれません。

自分で爪が削れる子・削れない子

自分で爪が削れる子もいれば、削れない子もいます。よく歩くか・歩き方・歩く場所・体重などで違いが出るので、一頭ずつ見ていくのが大切です。

同じ犬でも違うんだわん。

そう。削れない子は、理想では2週間に1回くらい切りたいって~。

爪が伸びると床をしっかり掴めず、犬の指が曲がってきてしまうこともあるので注意が必要です。とくにフローリングで滑りやすい家では、爪のケアが足腰の負担を減らす助けにもなります。床対策とあわせて考えると、その子の毎日がぐっと安定しますよ。

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